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防水スプレーの安全性と危険性!危険物という認識が必要な理由


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簡単便利な防水スプレーですが、扱いによってはとても危険なものになるようです。なぜ危険なのか、どう扱えばよいのか、ざっくりですが、ここで一緒に見て行きましょう。

防水スプレーの危険性

普通に使っていれば問題ないのでしょうが、防水スプレーを吸い込んだりすると、

  • 発熱したり、
  • 息苦しさや頭痛を訴えたり、
  • ひどいものでは肺炎になったりするケースもある、

ということで、そうなると大変です。

こうなると入院したケースもある、ということから、たとえ便利なものでも、十分注意して使う必要がある、ということですね。

日本中毒情報センターが公開している「防水スプレーを吸い込む事故に注意しましょう!」によると、防水スプレーを吸い込んだ事故に関する相談は、1993年、1994年は100件以上(12 月~3 月のスキーシーズンに集中:主にスキーウェアへの使用による事故)、その後減少をしますが、2013年からまた増加し、2015年では60件を超えてます。(衣類用のほかにも、皮革用、衣類・靴両用等、さまざまな製品が出回るようにななったため)

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引用元:日本中毒情報センター提供資料 防水スプレー20161011

原因や状況としては、

  • 雨や雪のシーズンで、靴やかばんにスプレーしようとした時
  • 屋内、屋外でも風向き等で吸い込む
  • 実は大人の事故が多い

となっていますが、こうならないために、防水スプレー使用時の注意点としては、

  • 「使用上の注意」をよく読んでから使用する
  • マスクを着用し、必ず風通しの良い屋外で使用する
  • 周囲に子供、大人がいないことを確認する

これらに注意して使いましょう、ということですね。

うっかりしそうなのが車内での使用。
密閉された空間での使用も十分注意しましょう。

防水スプレーの何が危険にしているのアk

防水スプレーで何が危険にしているのか、を見てみると、成分の影響は勿論あるが、それ以外に、

  • 粒子の大きさ
  • 付着率

これらが健康への影響に関係することがわかっていて、吸い込みやすい要因となるのが、粒子が小さく、付着率が低いもの(つまり空気中に舞いやすいもの)、ということになります。

防水スプレー以外にも、紫外線カットに使う衣類用コーティングスプレーでも同様の症状がでたことがあるようです。

いろいろと便利になって使うスプレーの種類も増えていますが、どのスプレーにしても吸い込まない、というところに注意を払って使う、というのが最も安全に使う方法、ということになりますね。

防水スプレーの成分や危険性についての報告

国民生活センターの使用等に注意 スプレー(はっ水剤配合)剤- 防水・防錆・防汚剤-<抜粋>からみてみると、厚生科学研究班により、

  • 防水スプレーによる事故は、はっ水剤として主に使用されているフッ素系樹脂によって発生している場合がほとんどだった

ということが以前に分かったようです。

また、はっ水剤の種類にかかわらず、スプレー粒子が肺の深部に吸入された場合、肺に悪影響を及ぼす、とも考えられています。

これらの調査結果からスプレーの製品開発における安全目安などが提案されたようですが、いずれにしても、スプレーを使う場合には、以下に注意せよ、としてますね。

  • 吸い込んだ場合には中毒を起こすことがある、ということを知ること。
  • 室内や車内等の狭い場所では使用しないこと
  • 屋外でで使用する場合でも、風向きを考えて風下に向かって使用すること
  • 皮革用のスプレー剤は付着率が低く粒子径が小さいので、特に注意して、屋外で使用する、また、一度に大量に使用しないこと
  • 体に異常を感じたら直ぐに使用をやめる。場合によっては医師の手当てを受けること
  • フッ素樹脂配合の製品は使用中及び使用後にタバコを吸わない。
  • また、フッ素樹脂配合の製品は、ヒーターの前で使用するなどにより、毒性の高い熱分解物を吸入する危険性があるのため、火気のある所では使用しないこと

これらを念頭に置きながら、防水スプレーなどのスプレーを使いましょう。