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プエラリアミリフィカを含む健康食品はどれが危険?国民生活センターの資料から読み取る


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女性の美容と健康に良いと言われている「プエラリアミリフィカ」を含んだ健康食品。この健康食品に国民生活センターが警笛を鳴らしてます。

実際に国民生活センター発表した詳細資料は以下。
美容を目的とした「プエラリア・ミリフィカ」を含む健康食品

そもそもプエラリア・ミリフィカとは

プエラリア・ミリフィカとはマメ科のクズ(葛、学名:Pueraria lobata)の同属植物で、女性ホルモン作用の強い成分があるとされています。これらから女性にとっては、「バストアップに効果がある」とか、「肌によい」「若返りによい」などと言われています。

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(ちなみにこちらは同属植物のクズ(葛))

具体的にどの製品が危険なのか?

「プエラリアミリフィカ」を含んだ製品が良くない、といっても具体的にはどれがそうなのか、これがダメです、というところまでは特定されていません。

今回のこの国民生活センター発表の資料には、調査対象とした12の「プエラリアミリフィカ」を含んだ錠剤やハードカプセルが載っていますが、世の中全ての製品を調査しているわけでもありません。

この発表資料に載っているものだけに注意を払えば良い、ということではなく、「プエラリアミリフィカ」を含んだ製品は注意しましょう、というところがポイントですね。

実際、今回の発表資料にある製品は、テスト対象銘柄としてグーグルで

  • プエラリア サプリメント
  • バストアップ サプリメント
  • 豊胸 サプリメント

などのキーワードでグーグルで検索し、

  • 上位表示されたものの中から、
    「プエラリア・ミリフィカの配合量」が「原材料表示の上位3番目まで」に入っているもの

を選び調査対象としています。(調査は2016年12月に実施)

性別や年代による特徴はあるか?

調査報告で、プエラリア・ミリフィカを含む製品を摂取して健康被害の報告があったのはほぼ女性。(基本は女性が美容と健闘の目的で摂取するものだから、というところでしょう)

また年代内訳では、

  • 10 歳代:37 件(18%)
  • 20 歳代:69 件(33%)
  • 30 歳代:41 件(20%)
  • 40 歳代:42 件(20%)

20代が最も多いですが、全体として危害報告がされているのが分かりますね。

摂取に関する注意

今回の国民生活センターの発表内容からすると、プエラリア・ミリフィカを摂取した場合では、以下のような症状が出た、との報告があり、

  • 乳房痛
  • 出血
  • イライラ
  • 頭痛
  • 吐き気、嘔吐

これらの症状の報告に加え、実際にはプエラリア・ミリフィカを含むサプリメントによって期待される効果は得難い、とも言われてます。

特に注意が必要なのは、妊娠中や授乳中、小児によるプエラリア・ミリフィカを含むサプリメントの利用。これらは避けるべきとされてますので、ここも非常に注意ですし、女性ホルモン関連の治療として、サプリメントとして服用している人も安易な利用は避けるべきとされています。

販売者へのアンケート調査でも同様の見解が

これらプエラリア・ミリフィカを含む製品を提供している販売者にもアンケート調査を実施してますが、有効回答は12社中5社。

それでも摂取に関する注意と同様、妊娠中や授乳中、女性ホルモンに関わる病気の治療中の方は摂取をしないほうが良い、という回答だったようです。

また、5社中4社の回答では、15 歳未満の小児は摂取しないほうが良い、とされていますし、さらにその中の1社は 20歳未満の方も摂取はしないほうが良い、という回答だったようですね。

販売者自身がこのような見解をもっているとしたら、勿論製品の注意書きに書いてあると思いますので、安易に利用する前に必ず注意書きは読んで利用するのが非常に重要、ということですし、これらからみれば、プエラリア・ミリフィカを含む製品は基本的には使用しない、摂取しない、とするのが良い、という結論しかなさそうです。

なんとなくなのかどうかは分かりませんが、体に異常が感じられても飲み続けてしまう、といった事例も報告されているようですが、プエラリア・ミリフィカを含む健康食品を摂取して、何か体調的に変化したり異常を感じれば、

  • まずは摂取をやめる
  • すぐに医療機関に相談する

というのが重要ですね。