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手足口病の大人と子供の初期症状はかゆみと痛み?幼稚園と小学校の出席停止期間はどれぐらい?


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手足口病とは、コクサッキーウイルスA16型、エンテロウイルス71型といったウイルス感染が原因の感染症で、流行のピークは夏季。子供がかかる場合が多く、口の中、手や足に発疹ができることから「手足口病」と呼ばれます。

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大人の場合、40度などの高熱やかゆみ、痛みを伴う場合が多く見られますが、子供の場合には高熱はあまりなく、痛みを感じることはあまりない、といった違いがあるようですね。

ここでは手足口病の子供と大人の初期症状、小学校、幼稚園、保育園などへの出席停止期間はどれぐらいか、また大人の場合の会社への出勤はどうすれば良いかなどを見てみましょう。

手足口病は毎年のように流行している!

毎年のように流行する病気で、2017年も大流行すると東京都が警笛を鳴らしてます。日本小児科学会 予防接種・感染対策委員会の報告によれば、1985年、1990年、1995年、2000年、2003年、2011年とおよそ5年前後で大きな流行がおきているようで要注意。国立感染症研究所も「注目すべき感染症」として報告がされてますので、是非参考にしてみてください

IDWR 国立感染症研究所 2017年第23号<注目すべき感染症> 手足口病

子供の場合の初期症状

手足に数mm程度の水疱性発疹や口内炎が発生します。子供の場合は、かゆみや痛みはほぼありません。発熱はあまり高くならず、熱も1日~3日程度で下がる場合がほとんど。

大人の場合の初期症状

子供の場合と同様に、手足に数mm程度の水疱性発疹や口内炎が発生します。大人の場合では子供の場合と異なり、痛みやかゆみを伴うことが多く、口内炎の痛みのために飲食が困難になったり、足裏にできた発疹の痛みのために歩行が困難になる場合もあるようです。また発熱も40度近い高熱となるようですね。

感染期間

手足口病のウイルスは咳や鼻水などから1週間から2週間、また便からは数週間から数か月間で排出されます。

小学校や幼稚園の出席停止期間

手足口病に対して、文科省による幼稚園や小学校への登校、幼稚園や保育園への登園停止期間の明確な基準はありませんが、日本小児科学会では、

  • 流行を阻止するための登校・登園の停止は有効性が低く
  • 感染期間が長いこと(ウイルス排出期間が長いこと)から、現実的ではない

ということから、状態が安定していれば登校・登園は可としていますね。このように明確な基準がないことから、手足口病については、小学校、幼稚園、保育園による基準に従う、ということになります。

他のママさん、父兄に対してのマナーという観点では、見かけ上、症状が治まっている状態(つまり発疹がでていない)での登校、登園、というのが現実的になるでしょうか。

厚生労働省の「保育所における感染症対策ガイドライン」からみると、

  • 感染しやすい期間として、手足や口腔内に水疱・潰瘍(かいよう)が発症した数日間
  • 登園のめやすとして、発熱や口腔内の水疱・潰瘍の影響がなく、普段の食事がとれることと

となっています。

手足口病の予防

手足口病の予防、感染予防対策としては、手足口病は経口感染ということから、

  • 手洗い、特に排便後の手洗いが重要
  • それに伴い、タオルを共用しないというのも重要

ということになりますね。

大人の場合、会社への出社はどうなる?

大人の場合、会社へはいつ出社しても良いか、となれば、これは子供の登校・登園の場合に準じるとなるかと思います。

つまり、同様に、

  • 流行を阻止するための出勤停止は有効性が低く
  • 感染期間が長いこと(ウイルス排出期間が長いこと)から、現実的ではない

と同様に考えられることから、発疹などはおさまっている、発熱はない等、状態が安定していれば出社可ということになるでしょう。産業医などが社内にいる会社では相談して指示に従いましょう。