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筧千佐子被告の認知症は本当か嘘か?裁判日程はどうなる?


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世間が大注目の京都、大阪、兵庫の3府県で起きた連続青酸死事件の裁判員裁判は今後どうなるのか。

裁判日程はどうなるのか?

裁判日程としては、初公判が6月26日開始され、判決は11月7日。135日間にも及ぶ裁判員裁判です。長くかかる理由は、被告が否認していること、また、地検側が申請している証人が多いことなどから。

裁判員とは、通常の国民が裁判員として刑事裁判(殺人や傷害致死、放火、誘拐等の事件の裁判)に参加し、被告人の有罪無罪を裁判官と一緒に決める制度であり、裁判員裁判はそうした制度で行われる裁判のことですね。

日本だけでなく、あまり化やイギリス、フランス、ドイツなどでも行われているもの。

多分11月7日の一審の判決を不服として控訴、更にその後の二審の判決を不服として上告、最後は最高裁へとなれば、最終的な判決確定は、来年、再来年へと続くことになりそうです。

筧千佐子被告の認知症は本当か嘘か

今回の事件の争点の1つは、被告が刑事責任がとれる精神状態かどうかです。筧千佐子被告は「私は老人性認知症だから覚えていない」など主張しているようですが、精神鑑定をした結果、

  • 今現在は、軽度のアルツハイマー型認知症
  • 同時に「犯行に精神疾患の影響はない」

と判断されてます。

www.sankei.com

筧被告は公判でも「認知症であり覚えてない」などの発言はありますが、当時は問題ない、認知症の影響はなかった、ということになりますね。

また、今現在は、軽度のアルツハイマー型認知症という判断ですが、裁判に耐えられる精神状態かどうかでいえば、

  • 覚えていないなどの記憶障害がでたのは、逮捕後の平成27年(2015年)ごろ
  • 認知機能の低下がゆっくり進行する懸念はあるが、利害の判別はできる
  • したがって公判で自己を守る能力はある

となっています。

ちなみに公判とは裁判、と考えればよいですが、刑事裁判で法廷で証人や被告人に対する尋問が行われることです。

この公判において、筧千佐子被告の弁護側は、

  • 筧被告は認知症であり、
  • 事件当時、物事の善悪の判断ができなかった、
  • 公判では自己を守る能力もない、

ということから無罪を主張してますが、ここがいきなり崩れた、ということになってます。

また公判では、筧被告は証言として「弁護士に任せる」といったかと思えば、「黙秘しなさいと言われた」とも言ってみたり、そういった中で殺害について「間違いない」などと認めたり、どうも一貫性が感じられません。

このあたり、筧被告に”私は実は混乱している”というところを意図的に見せているのか、または医師の判断通り、現在は軽度のアルツハイマー型認知症、というところが影響しているのか、どう判断されるのかが注目です。

アルツハイマー型認知症が影響している?

アルツハイマー型認知症の代表的な症状としては記憶障害、つまり物忘れですが、普通の物忘れは「そうそう、忘れていた」と思い出すことができますが、アルツハイマー型認知症の場合「体験そのものを記憶できない」ということから、そもそも「思い出すこともできない」というもの。

約束したことも、約束したこと自体を覚えていないため、約束を思い出すこともできない。この公判でいえば、「弁護士に任せる」と自分で発言したこと自体や、「黙秘しないなさい」という弁護士に言われたことも、これ自体発言はしないように、と多分言われていたであろうことも、それ自体を忘れてしまい発言してしまった、という見方もできますね。

裁判でいきなり無罪を主張するのは単なる戦略なのか

それにしても、いつも裁判で思うのが、弁護側がいきなり無罪を何らかの理由で主張すること。

状況証拠、被告の主張、証言、関係者の証言などから、これはどう考えても明らかに無罪、という場合は確かに無罪を主張するのは正しいと思いますが、こういった裁判でいきなり無罪を主張されるのはいかがなものなのか、と感じていしまうのは私だけではないでしょう。

ビジネスやその辺の町での買い物などでの値段の交渉などでも、ある落としどころに持って行きたい場合に、

  • まず相手に倍ぐらいのものを吹っかけて、
  • 駆け引きで半分ぐらいのところまでに落とし込む(そこが本来の目的地)

というのがありますが、裁判でやっているのはこれと同じような感覚なのでしょうか?